ブライトリング 手巻きクロノグラフ 前編
目次
ブライトリング クロノグラフ
ブライトリングのアンティーク手巻きクロノグラフです
ムーブメントはビーナス
秒針と分の積算計のみの二つ目クロノグラフ
二つ目だと文字盤裏側がとってもシンプルです
積算計が付くともう一階層増えるので分厚くなるしギミック増えるし…ですね
不具合の確認
ゼンマイを巻いても動かない
振ると少し動くがすぐ止まってしまう、ということでお預かりしました
一見サビがひどそうですが表面的なものだけのようです
可動部分にはサビが出ていないようです
ブライトリングの刻印があるブリッジだけ違和感がありますね
写真の光加減だけでない何かを感じます
歯車の位置関係のチェック
分解前に不具合のありそうな個所をいくつかチェック、まず歯車の位置関係をチェックします
クロノグラフホイールには歯車同士の適正なかみ合い量があります
かみ合いが深すぎるようです、そこを調整します
振りは悪いですが動くようになりました
が、クロノグラフを動作させると止まります
分解前にまず確認できるところでこの辺まででしょうか?
次回は分解しながら不良個所を探していきます