電池交換の流れ -腕時計-

0.ケースのブラッシング

ケースをブラッシングして汗で固まったホコリや汚れを取り除きます
掃除する前にケース開けると中身がゴミだらけ…なんてことに

1.ケースを開けます

左からスナップ式・スクリュー式・ネジ式
ケースの種類は大まかに言えば大体この3種類です

2.電池を外します

*電池を外す時に端子が折れ、破片が機械内部に入り込んで不動になった時計にたまに遭遇します

消費電流を測定…時計の止まった原因がただの電池切れなのか機械的な故障なのかこれである程度判断できます

入っていた電池と同じ電池を入れればいいわけではありません
前に電池交換した人が間違えて入れていることもあります
早見表を使って確認します

電池の種類もこんなにあります 在庫種類でおよそ40種類
同じサイズでも通常用と大電流用があります
年に1回くらいこの中にもない特殊サイズの電池があります…
そんな時はもうしわけございません お取り寄せになります

3.パッキンの確認

パッキンを外し状態を確認します
劣化等が見られなければシリコングリスを塗布して再利用
劣化などがあれば交換してフタをします

樹脂パッキンの場合は向きがあります
無理やり逆のまま入れて変形していることもありますからよく確認します
樹脂パッキンもある程度は在庫しています

4.フタをしめます

ある意味一番難易度が高い作業です
スナップ式クローザーとスクリュー式オープン&クローザー(正式名称は知りません 笑)

5.時間をあわせて完成

長文にお付き合いいただきありがとうございます
これで電池交換完了です

 

DIYを勧める目的で作ったページではございません
ここに書ききれない注意点も多々あります
もしご自分で電池交換する場合は自己責任でお願いします